冬至の当日に慌てないで！
今年は日本流冬至の準備をしよう！

〈冬至の当日に慌てないで！今年は日本流冬至の準備をしよう！〉
毎年１２月は冬至があります。今年の冬至は１２月２２日です。台湾では白玉入りのスープ、湯圓を食べますね。でも、日本では風習が違います。では、冬至の日は何を食べて、何をしたらいいでしょうか。

〈冬至は何の日？〉
冬至とは、冬の真ん中の日で１年で昼がいちばん短く、夜がいちばん長い日のことを言います。冬になっていくと、日が暮れるのが早くなっていきますね。でも、冬至の次の日から、また昼の時間が長くなっていくのです。太陽の力が蘇り、運気も上がっていくと言われています。

〈冬至の食べ物〉
冬至にはいちばん最後の言葉である『ん』がつく食べ物を食べると、また最初に戻って運気が良くなると言われています。このように『ん』がつく食べ物を食べることを『運盛り』と言い、縁起がいいのです。
『ん』がつく食べ物は…
にんじん（人参）、だいこん（大根）、れんこん（蓮根）、ぎんなん（銀杏）、いんげん、きんかん（金柑）、うどん（饂飩） など。
それから冬至にいちばん食べる食べ物は、かぼちゃです。
かぼちゃは『なんきん（南京）』とも言い、『ん』がつく食べ物のひとつです。また、寒い冬を元気に過ごすためにも、栄養価の高いかぼちゃはいいのです。

〈冬至はお風呂も特別〉
冬至には『ゆず湯』に入ります。果物のゆず（柚子）をお風呂に浮かべて入るのです。運をつけるためには、身を清めなければなりません。冬が旬で、強い香りを持つゆずには、

悪いものが寄って来ないと信じられていますから、ちょうどいいのです。
また、病気に強く長生きするゆずの木も縁起がいいです。
実際、ゆず湯に入ると体がぽかぽかと温まり、冷え性の改善や風邪の予防もできます。
皆さんも、今年は日本の冬至の風習にトライ！