*您提交的資料僅用於參加活動和免費課試聽課程,不另做其他用途

そば

そばの漢字は「蕎麦」で、そばは蕎麦粉を、作った麺ですが、焼きそば、中華そばなどのように、元の意味から離れて麺類を「そば」と呼ぶことがあります。このため、蕎麦粉を使っていないのに「そば」の名が定着している食べ物もあります。その場合は「蕎麦」の字を使わないで、ひらがなで表記するのがふつうです。

たとえば、沖縄では「そば」と言えば、ソーキそばなどで有名な沖縄そばのことを言います。沖縄そばは、蕎麦粉を一切使わず、100%小麦粉で、ラーメンの作り方と同じようにアルカリ水溶液で練ります。昭和51年(1976年。沖縄の本土復帰4年後)に公正取引委員会は、蕎麦粉を使わないのに「沖縄そば」という名前にはよくない、「そば」という名前にしないでほしいと言いました。その後、沖縄製麺協同組合が交渉した結果、特例として「沖縄そば」の表記が認められました。沖縄で「蕎麦」を普通に食べるようになったのは本土復帰後であると言われています。

また飛騨高山(岐阜県の北部)でも、普通「そば」と言えばラーメン(高山ラーメン)を指す場合が多く、蕎麦を指す場合は「日本そば」と呼びます。

 

焼きそばも「そば」という名前ですが、蕎麦粉を使わないで、小麦粉をアルカリ水溶液で練って作ります。区別が必要な場合は、蕎麦粉入りのものを「黒そば(くろそば)」あるいは「和そば(わそば)」、小麦粉の中華麺を「黄そば(きそば)」と呼ぶ場合もありますが、「生蕎麦(きそば)」と呼び方が似ているため紛らわしいようです。