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心コロコロ移り気な花?アジサイ

アジサイは6月のどんより雲の中でも元気に咲いて、街を鮮やかに彩る花です。日本のお寺や公園でよく見かける、日本を代表する花のひとつになっています。

雨に濡れて咲く美しいアジサイですが、花言葉のなかに『移り気』、『浮気』などマイナスのイメージのものがあります。アジサイの色は変化しやすく、すぐに心変わりをしてしまう花という意味です。もし、好きな人がすぐに他の人他の人と目移りしてしまい、一途な想いを貫けなければ悲しいですから、昔アジサイはあまり好まれていなかったようです。

しかし今では、いろいろな色のアジサイを育てる人がたくさんいます。青やピンクのアジサイをよく見かけますが、実はアジサイは土の酸性度(ph)によって花の色を変えるのです。同じ種類のアジサイでも、酸性度の高い土には青い花、中性の土には紫、アルカリ性の土にはピンクの花を咲かせます。そのため土の性質が変わることで、去年は青いアジサイだったのに今年は紫になってしまったということもありうるのです。毎年、同じ色のきれいな花を咲かせるためには、きちんとお手入れをしてあげなければなりません。

他にも『秋色アジサイ』という秋らしい色に変わるアジサイもあります。秋色アジサイは初夏から秋まで長い間咲くため、老化現象のひとつとして花の色が変わってしまうのです。例えば、秋になるにつれ白かった花が緑色に、白から深紅に、また鮮やかな色からくすんだ色に変化することが多く、いろいろな顔を楽しませてくれます。

乙女のようにコロコロと“心変わり”してしまうアジサイは、なんだか愛らしいですね。