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お饅頭

日本のお土産屋さんに必ず並んでいるまんじゅう。

漢字で書くと饅頭ですが、饅頭(ㄇㄢˊㄊㄡˊ)とはだいぶ違うものですよね。ということで、まんじゅうの歴史をたどってみましょう。

今から700年近く前に中国人の職人が禅僧向けに精進料理として小豆あんの入った饅頭を作ったことが始まりだと言われています。その後も奈良や京都でまんじゅう職人が饅頭を作り続け、上流階級の人々の人気の的となりました。戦乱を逃れ、三河(現在の愛知県)に移りました。それが現在にも続く、和菓子の老舗、塩瀬総本家の始まりです。

三河は江戸時代を開いた将軍、徳川家康の出身地です。まんじゅうは家康にも愛され、江戸時代になると家康とともにまんじゅう屋も江戸へ移り、江戸の人々にも愛されるようになりました。その後、日本国内でも砂糖が生産されはじめ、砂糖が庶民や下級武士の手に届くようになりました。また、まんじゅうの皮に米粉と山芋を使った薯蕷まんじゅう、酒種で発行させた酒まんじゅう、黒糖を用いた茶まんじゅうなど現代につながる多様なまんじゅうが作られようになりました。

その後時代が下り、明治時代から現代にいたるまで、茶の間を彩るお菓子としてまんじゅうは多くの人々に愛され続けています。