「さくら」もいろいろ
桜は日本人から愛されてきた花の一つです。そのきれいなピンク色や華やかに咲く様子などから、「さくら」を使ったいろいろな言葉が生まれました。
花の色から
桜色:桜の花びらのような淡い(色の薄い)ピンク色のこと。
例:桜貝・桜エビ・桜肉(馬の肉)
桜餅:小麦粉で作った皮であんこを包み、塩漬けした桜の葉を巻いた和
菓子。作り方は地域によってちょっと違います。
咲き方や散り方から
桜吹雪:桜の花が風に吹かれて舞い散る様子を雪に例えた言葉。
うば桜:年をとっても美しさや色っぽさを保っている女性のこと。本来は褒め言葉だ
が、「若くない、年を取った女性」という誤った意味で使われることも多い。
サクラ:客のふりして品物を褒めたり買ったりして、ほかの客に買う子を起こさせる
役の人。芝居やコンサートなどで客に交じって盛り上げる役のことも言う。